プール開き☆

今日の子どもたち

今日は、東小のプール開きでした。5年生・4年生・6年生がそれぞれプールに入りました。日差しがありましたが、さすがにまだこの時期は、冷たさを感じました。子どもたちも初めは「きゃー、冷たい」と言いながら、水の中へ入っていましたが、慣れてくると、楽しそうに泳ぐ姿が見られました。

これから梅雨の時期ということもあり、天気に恵まれない日も出てくることがあると思います。今日のように天気に恵まれる日が多くあることを願います。

今日は、こんな話の紹介☆

元メジャーリーガーの松井秀喜選手。日本では巨人、アメリカではヤンキースという名門球団で長年活躍したスーパースターです。その「松井選手の人柄を評価する声は多く、以前、ある記事でスポーツ記者が、松井選手の人柄を評価して「おそらく家庭ですばらしい教育をされてきたに違いない」と書いていました。では、松井選手のどんなところが素晴らしいかというと、こんな話があります。

 

「他人の悪口を言わない」ということが松井の信条の一つである。中学2年生時の家族との夕食の際、松井が何気なく友人の悪口を言ったところ、父が箸をおいて「他人の悪口を言うような醜いことはするな。ここで2度とそんなことはしない、と約束しなさい」と注意した。松井は「父との約束ですから、あれ以来他人の悪口を言ったことはありません」と語った。

 

中学2年生の時から、人の悪口を言ったことがないというのは、信じられないですよね。しかし、それが本当であると思わせるのは、松井選手の人間性から分かります。松井選手は、メジャーリーグでも、試合後には、毎回きちんと記者会見をすることで知られています。試合結果がどうであれ、ユニフォームのボタンをきちんとしめ、帽子をかぶり、冷静にコメントして感謝の言葉を口にし、紳士的な態度が高い評価を得ていました。

 

「アメリカ人が日本という国を思い浮かべるとき、あの松井秀樹を生んだ国だと高い評価をされている」こともあるようです。あるときには、アメリカの記者から、非常に失礼な質問をされることもあったそうです。しかし、松井はそんな失礼な質問に対してもきちんと答えていたそうです。

 

ある人が松井選手に「あんなことを聞かれて、腹が立たないの?」と聞いたそうです。松井選手は「腹が立ちますけど、あの記者さんも、それが仕事だからと思えば我慢できます」と答えたそうです。

 

また、中学生時代にこんなエピソードもあります。

根上中学校2年生のときに、石川県大会で優勝した根上中学校は中部日本中学校野球選手権大会に出場し、松井氏の活躍もあって決勝戦に駒を進めました。しかし決勝戦では1対2で惜しくも敗れ準優勝に終わりました。

閉会式後全ての大会が終わった3年生が泣きじゃくる中、2年生の松井選手がレギュラーでベンチに入ったことにより、準優勝メダルをもらえなかった3年生に「僕らは来年金メダルを取るので」と言って首に掛けていた準優勝メダルをそっとはずし、3年生の首に準優勝メダルを掛けてあげました。掛けてもらった3年生はあまりの嬉しさに大声をだして泣きじゃくり、それを見ていた指導者や父兄の方も同じように涙を流していました。

 

これらの行動は、簡単そうで、なかなかできることではありませんね。松井選手から学ぶことは多いのではないかと思いました☆