今日は、4年生の社会の授業でこんな場面が。
『高齢化が進むお祭りを未来に伝えていく方法を考えよう』というテーマで個人で考え、グループで意見を出し合い、全体で共有するという授業が行われていました。
私たちの住む津島市にも天王祭がありますね。理解を深め、どうしたら持続可能なものとなっていくかを考えていくきっかけとなります。みんな一生懸命に考えていました。
今日はこんな話。SDGsでいうとゴール12「つくる責任つかう責任」に関わります。
日本の食品ロス(ムダにしている食べ物)は、年間約640万トン。(2018年)
1日あたり大型トラック1760台分。25mプールに換算すると1日あたり30杯分です。とてつもない量ですよね。この年間の食品ロスは、食料援助で世界中で支援されている量の約2倍に近い量。
飢餓で苦しむ人が8億人もいる中、もし日本の食品ロスがすべて援助に回れば、日本の努力だけで現在の約3倍の世界への食料援助ができるわけです。
そして、日本の食糧自給率はたったの、37%。ちなみにアメリカは130%です。近い将来、世界的な食糧危機がおとずれたとすれば、日本へ食料を輸入することが難しくなり、私たちが飢餓に陥る可能性も。食べ物の値段も跳ね上がります。国も食品ロスに関する法律「食品ロス削減推進法」を2019年10月から施行し、削減を後押ししています。
日本人は、自分ごととして考えなければならない課題の1つですね。